奇兵隊屯所跡
所在地  山口県下関市
中国道下関I.C.南2.5km極楽寺内
最終訪問日  2002/12/7
極楽寺入口にある碑 奇兵隊は、攘夷の藩論に従って外国船を砲撃する直前の文久3年(1863)6月、高杉晋作によって創設された。名前の由来は、当時の武士の正規軍に対して身分によらない兵隊という意味で、挙藩体制による防衛力の強化という目的があった。
 屯所は当初、長州藩志士の経済的援助を行いつつ自らも尊皇攘夷思想を信奉していた下関の豪商白石正一郎邸にあったが、隊員の増加で手狭になった為、同じ年に赤間神宮の前身である阿弥陀寺やこの碑がある極楽寺に移り、隊は翌年の藩論統一を目指す功山寺の挙兵や、第二次長州征伐、戊辰戦争でも奮戦した。
 現在は境内に碑がぽつんとあるだけで、特にそれらしい遺構などもなく、史跡の多い下関では、埋没しているように訪れる人は少ない。