横浜中華街
所在地  神奈川県横浜市中区
JR石川町駅北東500m
最終訪問日  1995/5/7
 神戸と横浜は形成された時期や過程が似ている為か、何故か親近感を感じてしまう。その理由は、幕末の開港で外国人居留地ができ、国内港で遥かに発達していた神戸の隣の兵庫港や神奈川港よりも大きく発展して政令指定都市となり、両港を区の名前として吸収してしまったが、昔の名残で県名だけは両港の名前が残っていること。そして異国情緒あふれる街並みや、海と山の近さ、そしてこの中華街があることも、親近感を持ってしまう大きな要因だと思う。
 横浜が著名になるのは幕末からで、日米和親条約が横浜村で、日米修好通商条約が横浜沖で結ばれ、次いで安政6年(1859)6月に開港された。横浜の中華街も神戸と同じように、開港と同時に外国人居留地が区画され、欧米人と共に通訳などの仲介者として来日した中国人が集まって居住し、関帝廟や中華学校を建設して中華街が形成されていったのである。
 横浜の中華街は、神戸や長崎のものと合わせて三大中華街に数えられるが、その規模はかなり大きく、日本最大どころか東アジア最大らしい。たが街中の雰囲気は、当然中華風で神戸とそれほど変わらず、なんだか知っている街のような気がしてしまう。ただし、いつもと違う雰囲気を楽しみながらいつものように食べると、会計で驚くことになる。昔の中華系の人々が寄り添って生きていた街ではなく、立派に観光地化してしまっているので、仕方のないことなのだが。