吉田郷土館
所在地  兵庫県神戸市西区
JR西明石駅西1.3km神本神社北すぐ
最終訪問日  2002/10/13
 吉田郷土館は、昭和40年から実施された土地区画整理事業によって周辺の区画整理と共に建てられ、昭和48年12月15日に完成した。
 中世の明石郡一帯に勢力を持っていた明石氏の本拠枝吉城跡がある城山一帯は、播磨でも早くに農耕が開始された地域で、明石川流域には郡衛ともいわれる地方官衛遺跡があり、その周辺からは、弥生時代から鎌倉時代にかけての遺物が大量に発掘された。吉田郷土館はそれら吉田、新方、片山、養田の各遺跡から出土した弥生時代の土器、石器のほか、漁具や土師器、須恵器、瓦などを収蔵し、常設展示している。野外には庚申塚古墳から持ち出されたと見られる石棺が展示され、後背の枝吉城と共に散策をしながらのんびりと見ることができる。
 訪れた時は隣接する神本神社の秋祭りにあたっており、地域のコミュニティとして郷土館が役立っていることがよくわかったが、もう少し地域の歴史について深く掘り下げた展示があるとありがたい。