東山温泉
所在地  兵庫県宍粟市
宍粟市役所北19kmフォレストステーション波賀内
最終訪問日  2018/2/17
 標高1016mの東山の北西中腹に造られたフォレストステーション波賀にある温泉。開湯は平成11年7月。
 京都女子大学の桂京造理学博士の現地調査、指導により、水平掘りによって発見された冷鉱泉で、1000mクラスの垂直掘りも多い温泉ボーリングでは異例の、18.5mという短さである。
 泉質は、低張性、弱アルカリの単純弱放射能泉で、19.8マッヘのラドンを含有しており、ラドン温泉としては良質で、全国でもこの値を超えるラジウム泉はそう多くない。ちなみに、弱放射能泉の定義が8.25マッヘ以上であり、基準の2倍を含有していることとなる。
 フォレストステーション波賀の宿泊施設であるメイプルプラザの一角にあり、宿泊施設の規模から脱衣場や浴室自体は大きくはない。浴室内は、泡風呂付きの大きな内湯と打たせ湯、サウナがあり、露天風呂もあるが、全体的にはコンパクトな構造である。
 露天風呂の前は山の斜面となっており、訪れた時は残念ながら溶けていたが、標高の高さもあって真冬には雪景色となるのだろう。ただ、単純泉の上に加温、循環濾過、塩素注入がされている為、浴感は普通のお湯と変わり無く、味もしなかった。そこがやや残念なところではあるのだが、アウトドアや登山のベースとなる場所であり、疲労を癒す温泉としては非常にありがたい。ちなみに、屋外には温泉を飲用水として給水できる場所があり、飲用としても重宝されているようだった。