播磨町郷土資料館
所在地  兵庫県播磨町
JR土山駅北西1.4km
最終訪問日  2016/7/18
 播磨町内の史跡や古文書に関する展示をしている資料館。開館は昭和60年11月1日。
 昭和59年1月31日を最後に廃線となった別府鉄道の跡地利用の一貫として建てられた郷土資料館で、その廃線跡に整備されたであいのみちという遊歩道に接して建てられている。
 国指定の史跡である大中遺跡や、その史跡公園である大中遺跡公園播磨大中古代の村に隣接している関係で、展示内容は主に愛宕塚古墳を含めた弥生時代から古墳時代にかけての遺物や時代説明となっているが、播磨町出身で日本初の新聞発行者であるジョセフヒコこと浜田彦蔵に関する展示や、設立の経緯から別府鉄道に関する展示もあった。展示スペースがあまり大きくない為、やや雑多な展示という印象もあるが、そこは地元に根ざした郷土資料館らしさとも言えるだろうか。また、週末には、火起こし体験や土器製作などの体験教室も開催されており、楽しく歴史を学べるようになっている。
 幻の阿閇城の可能性がある遺物の発掘速報展示があるということで寄ってみたが、個人的には、幼少の頃に廃線早々の別府鉄道の鉄路跡を辿ったこともあってか、訪れた時は妙に感慨深かった。木陰が優しいであいのみちを歩き、屋外展示されている別府鉄道のディーゼル機関車や客車などを見ていると、のんびりした気分になれる資料館である。