太宰府天満宮
所在地  福岡県太宰府市
西鉄太宰府駅北東700m
最終訪問日  2001/10/30
平日でも賑わう参道 学問の神様として知られる菅原道真を祀る神社で、神社本庁の定める、いわゆる別表神社のひとつ。
 中央政界での政争に敗れた道真は、九州統括及び外交の窓口の役割を担っていた大宰府に左遷され、下向2年後の延喜3年(903)に死去した。その遺骸は牛車で運ばれたが、現在の天満宮の地で牛が動かなくなったことから、道真の意志であるとしてこの地に葬り、同5年(905)には道真の門弟、味酒安行が祠堂を建てた。これが天満宮の最初である。
 その後、道真を左遷した政敵が相次いで不自然な死を遂げ、京の都も天候不順や疫病に襲われたことから、市井で道真の呪いという噂が流れ、これを鎮める為に同19年(919)に勅を奉じた藤原仲平によって社殿が創建されたという。
 最初は鎮魂の為の神社であったが、創建後は道真の名誉が回復され、当代随一の学者だった道真にちなんで、いつの頃からか学問の神様として祀られるようになった。中世に一時衰えたものの、近世になってからは復興し、北野天満宮と共に天神信仰の中心となっている。ちなみに、北野天満宮とこの太宰府天満宮に、他の著名な天満宮をひとつ加え、三天神と呼ぶ。
 現在は天神信仰の延長からか、すっかり観光地化し、平日でも参拝客が多く、周辺は多くの観光バスが行き交って忙しない。また、中学校の修学旅行で自分が訪れたように、修学旅行で行く名所のひとつとなっているようだが、暗に合格祈願して頑張れよという学校からのプレッシャーが見え隠れしているようで面白い。境内に足を踏み入れると、想像していたよりも大きくない印象を抱いたが、太鼓橋と心字池の優雅さはどこかで見た写真の通りで、神社の外の喧騒をひと時の間忘れさせてくれる。