山中湖
所在地  山梨県山中湖村
最終訪問日  2013/10/13
山中湖から富士山の眺め 富士箱根伊豆国立公園にある堰止湖で、富士五湖のひとつ。国土地理院と山梨県のデータによれば、周囲13.87kmで、面積6.78km2は富士五湖の中で最大であり、最大水深13.3mは最も浅く、水面の標高は980.5mで最も高い。
 富士五湖の成り立ちは、古富士火山の爆発的噴火による陥没から始まる。この陥没地に水が流れ込んで宇津湖、古明見湖、古せの湖(ウミ)を形成し、やがて火山活動によって古せの湖からさらに古河口湖が分断され、1万5千年前頃には4つの湖があった。山中湖の位置には宇津湖があったのだが、新富士火山が活動を始めると、一旦はその噴出物でほぼ埋まって盆地になり、やがて川などによって浸食された地形へと変化していったという。そして、延暦19年(800)の大噴火で、宇津湖が溶岩流によって分断され、できたのが山中湖である。ちなみに、分断されたもう一方は忍野湖となったが、やがて水が枯れてしまい、湧水のある場所のみが忍野八海と呼ばれる湧水池として残った。
 山中湖は、富士五湖の中で最も高い位置にあるが、河口湖と並んで観光地化されている湖で、その標高の高さと湖面の穏やかさから冬季には全面凍結することもあり、冬にはワカサギ釣りの名所となっている。湖の西側は市街化しており、渋滞が発生しやすく観光地という雰囲気からは遠いが、湖の南岸や西岸は穏やかな避暑地という雰囲気があって、走っていても心地よい。また、大学の合宿所などが多く、有名私大の合宿所が至る所で見ることができるのも山中湖の特徴だろうか。写真は、山中湖西南岸からの眺望で、静寂な大自然の雰囲気があるが、個人的には、東南岸に浮かんでいた異様な数の足漕ぎスワンボートに驚いた事が印象的で、近場の公園の池のようなイメージが強く記憶に残っている。