本栖みち
区間  山梨県富士河口湖本栖〜身延町上沢間
最終訪問日  2012/10/13
 富士川と富士五湖の本栖湖を結ぶ道で、国道300号線の内、国道139号線と重複していない本栖湖から身延町の国道52号線までの区間を本栖みちと呼ぶ。全長約25km。
 富士山近辺の道には、それぞれ御坂みちや道志みちのように愛称が付けられており、本栖みちもその内のひとつなのだが、人口の多い東京圏とは富士山を挟んで反対方向にある為、知名度はいまひとつ高くないようだ。ただ、関東屈指の山岳道路とされており、本栖湖に近い部分は急坂とヘアピンの連続で、それなりに固定ファンがいると思われる。
 訪れた時は身延町から富士五湖を目指して上って行ったのだが、ヘアピン多発の区間も含めて全線2車線で整備されており、時折狭くなる部分はあるものの、基本的には快適に走れる非常に良い道だった。ただ、山岳道路であるが故に大型車両は足が遅くなってしまい、特に本栖湖に近い部分はそのような車をパスできるような登坂車線や幅広の部分もないので、運が悪ければ爽快感が得られない道になってしまうという山道共通の悩みはこの道にも存在する。こればかりは、譲ってくれるやさしいドライバーをそっと期待する以外に無さそうだ。個人的には、富士川の川沿いからぐんぐんと坂を上っていく感覚は着実に富士山へ近付いて行く高揚感があり、また、川沿いの道から森林を縫い、断崖沿いを走って高原の道へと、景色が短時間のうちにどんどん変わっていくので、非常に面白く走れた良い道だった。