錦帯橋
所在地  山口県岩国市
JR川西駅北1km岩国城麓
最終訪問日  2001/11/10
 錦川に掛かる橋ということで、錦帯橋と名付けられている。
 鎖国によって日本に帰化した中華系の人々で、もとは陳という苗字だった頴川氏の初代官兵衛は、中国の杭州にいた独立という医者を手厚くもてなした。独立は吉川広正、広嘉が診察を乞うた時に岩国を訪れ、その際に錦川に架かる橋が洪水のたびに流れてしまって困るので、何かいい知恵はないかと聞かれた。彼はたまたま持っていた西湖遊覧志を広げたが、そこには西洋によくあるアーチ式の石橋が載っていた。これにヒントを得た広嘉は、木でアーチ橋を造る事を思い立ち、宝永元年(1673)に完成したのがこの橋である。
 全長193.3mのこの橋は、5連のアーチが左右対称に並び、実用第一で架けられた橋ながら、秀麗な姿を持つ。そして、山頂の岩国城と麓の錦帯橋という構図は、写真やポスターなどにも使われ、今や岩国を象徴するイメージともなっている。
 実際、眼前の山頂に岩国城を眺めながら錦川の流れの上を渡るのはなかなかのものであり、とても心地よい。
錦帯橋と岩国城