鳥取温泉
所在地  鳥取県鳥取市
JR鳥取駅周辺
最終訪問日  2011/5/22
 鳥取駅周辺の温泉の総称で、源泉が複数あるので正確には鳥取温泉郷と言ったほうがいいかもしれない。具体的には、末広温泉町や永楽温泉町、吉方温泉町の一帯、そして駅の南側の温泉旅館も含まれ、これらを総称して鳥取温泉と呼ぶ。
 鳥取県には温泉が多いのだが、特に交通至便な県庁所在地にある温泉として貴重で、銭湯のように利用できる共同湯もあり、なかなか人気があるようだ。県内の三朝温泉や羽合温泉などの温泉街もいいが、街中の温泉というのもなかなか便利で、出張などがあれば迷わず選択したいところ。
 温泉の開湯は、色々調べると明治30年説と同37年説があるようだが、鳥取県のホームページによれば、明治37年(1904)11月に池内源六という人が井戸を掘っている時に発見したとの記事があるらしい。その最初の源泉は今の吉方温泉町で、大正時代には雪解けがそこだけ早かったことから末広温泉町の元湯が発見されるなど、源泉の場所が増えて行き、今のように広い範囲に旅館や銭湯などの関連施設が存在するようになった。
 一帯の温泉の泉質は硫酸塩泉で、古い表記では芒硝泉と書かれているが、自分が入った温泉にはナトリウム-硫酸塩・塩化物泉の表示があり、他の源泉も近い成分かと思われる。湯自体は、舐めるとやや苦味のある塩味という、いかにも塩化物泉といった味がする湯で、浴感も標準的な温泉らしい温泉だった。一般に硫酸塩泉は薬効が高いとされており、そういう意味でも仕事の疲れを癒すのにもってこいかもしれない。