大山
所在地  鳥取県大山町南端
最終訪問日  1999/11/9
 中国山地の中で、標高1700m以上の弥山や剣ヶ峰を中心とした周辺の総称。中国山地の最高峰で、主峰剣ヶ峰は標高1729mあり、日本100名山のひとつにも数えられている。
 大山の成り立ちは、約100万年から100数十万年前に始まった噴火活動で古期大山と呼ばれる矢筈ヶ山、甲ヶ山、勝田ヶ山、船上山などを形成し、休止期を経て現在の主峰一帯である新期大山が形成されたと考えられている。最後の噴火は1万数千年前から2万年前で、現在は活動していないが、大山のように休止期を経て成長した火山を複成火山と呼んでおり、現在の活動していない状態は活動自体が終結したものによるのか、休止期にあるだけなのかは分からない。
 大山は、その雄大さから古代より信仰の対象となり、修験道の修行場としても栄えた。大山寺や大神山神社は、それが仏教や神道に取り入れられたものだが、伯耆富士や出雲富士と呼ばれるように東西の稜線は非常に美しい一方、南北から見ると、北麓は日本海に緩やかに落ち込んではいるが、北壁や南壁と呼ばれるように火山らしい荒々しい姿を持っている。
 夏は涼しく、冬は雪に覆われる為、大山周辺にはスキー場やキャンプ場などのリゾート施設が整備され、近年は高原リゾート地の色彩が濃くなっているようだ。また、牧場もあり、ここで取れる大山牛乳は名産の一つとなっている。
 訪れた時は、大山の中腹に沿って走る環状の道路を1周し、もう冬が近付いている季節ではあったが、かなり気持ちが良かった。平日ということもあって他のライダーには出会わなかったが、この道は所々1車線になるもののコーナーが多く、ライダーにはかなり人気があるらしい。
大山遠景