大歩危小歩危
所在地  徳島県山城町
吉野川上流国道32号線沿い
最終訪問日  2000/6/11
 オオボケコボケという冗談みたいな名前だが、崖を表す古語がホキやホケといい、大きな崖、小さな崖というのが本来の意味らしい。漢字は後世の当て字らしいが、大股で歩いても危ない、小股で歩いても危ないというのが由来という説も、大歩危小歩危の絶景を見ていると納得できる説ではある。
 川の両岸は四国山地そのままの高い山に囲まれ、国道から見ても鉄道から見ても絶景である。ただし、鉄道はトンネルの区間が多いのでのんびりと眺められるわけではないらしい。国道沿いのドライブインから100年以上の歴史を持つ遊覧船が出ており、その船からは間近で激流を体感できる。また、両岸に迫る岩には斜めに積み重なった断層跡がはっきりと残っており、四国山地の造山活動の跡をありありと見ることもできる。
 上流ではラフティングもやっているので、遊覧船で体感できる程度の激流では物足りない人にお勧めだが、日本各地にあるラフティングのポイントの中でも難しいほうに入るらしく、落水や転覆も十分起こり得るので、初心者はやめておいたほうがいいかもしれない。