日本ロマンチック街道
区間  栃木県日光市
  〜長野県上田市間
最終訪問日  2014/5/10
 ドイツのヴュルツブルクからフュッセンに至る362kmのロマンティック街道は有名だが、日本の中でもそのドイツロマンティック街道に近い風景として、世界遺産の日光から沼田や草津周辺、軽井沢を経由して長野県上田市に至るまでの約320kmの広域観光道路が、日本ロマンチック街道と呼ばれている。また、昭和63年11月25日には、両街道は姉妹街道となった。
 観光的な見所としては、日光東照宮から更に奥にある華厳ノ滝や中禅寺湖、戦場ガ原のあたりと、草津周辺やそこへ続く県道55号線あたり、群馬と長野県境の浅間山と軽井沢周辺などがそうで、深い森と高原的な冷涼さが漂う風景が多い。変わったところでは、大理石村ロックハート城という西洋の城を復元したテーマパークなどもある。
 2度に分けてほぼ全線を走ったが、いろは坂や金精峠付近を除いて山々が続く部分でありながら比較的緩やかな坂が多く、また、周囲の情景は高原のような感じが続き、走っていて心地よい。国道の一部の区間は交通量がやや多い為、流れがそれほどよくなかったのは難点だったが、それでも十分に雰囲気は堪能することができた。日本の街道は川沿いが多く、それを下敷きにした国道も当然ながら川沿いの道が多くなり、それが日本の街道らしい風景なのだが、日本ロマンティック街道は川筋から離れている区間が多いことが、やや日本的ではない風景となっているのかもしれない。冬は雪に閉ざされる場所もあるが、晩春から秋口に掛けて、涼しい風を感じられる爽快路である。