門脇崎
所在地  静岡県伊東市
城ヶ崎海岸南東端
最終訪問日  2013/5/19
門脇崎の門脇埼灯台と門脇吊橋 4000年前の大室山付近の噴火による溶岩が海岸を埋め立て、それが海水によって侵食されてできた城ヶ崎海岸は、岬と入江がいくつも混在する複雑な地形となっているが、それらの中にある大きな岬のひとつが門脇崎である。
 城ヶ崎海岸から南東方向に突き出しているこの門脇崎には、周囲の海から視認し易い為に灯台が建てられており、城ヶ崎海岸の中心と言っていいだろう。その灯台の名は門脇埼灯台で、他の灯台と同様に地名とは崎の字が違い、稼動は昭和35年3月である。灯台の説明板が無かった為に詳細な経緯度は不明だが、岬の位置を地図から拾うと、北緯34度53分、東経139度8分であった。
 現在の灯台は、最初に稼動した頃とは姿が変わっており、当初はオーソドックスな円形塔型の形であったという。現在の丸みを帯びた三角形の姿とはかなり違う形なのだが、これは城ヶ崎園地整備事業の一環として平成7年5月に改築された為である。この改築時に塔形の変化のほか、地上17mのところに展望室が付けられ、地上4mの場所にも展望台が設けられた。これにより、灯台の機能と共に、城ヶ崎海岸の中核施設としての役割も担うようになったのである。
 訪れた時は朝早い時間だった為、灯台内部に入ることはできなかったが、人が少なかったので岬周辺はゆっくりと散策できた。このようなちょっと変わった形の灯台はデザイン灯台と呼ばれるそうだが、個人的にはなんかすっきりとした形に見えず、オーソドックスな八角塔型の灯台の方が良く見えるのは気のせいだろうか。ただ、展望台を付けるとなると一般的な灯台の形では収まらず、まとめるのが難しいという事情もあるのかもしれない。