石廊崎
所在地  静岡県南伊豆町
伊豆半島突端
最終訪問日  2013/5/19
岬の遊歩道と石廊埼灯台 伊豆半島の突端の岬。
 太平洋に突き出した伊豆半島の先端ということで、この石廊崎を境に海の名が変わり、西側は御前崎と結んだ直線より陸地側を駿河湾、東側を相模灘と呼ぶ。また、目の前を黒潮が流れている影響か、冬でも暖かく、平均風速も秒速4m〜5m程度と、海に突き出している岬としては比較的穏やかな気候と言えるだろう。
 岬の名は、一般にはイロウザキであるが、灯台の名は石廊埼と埼の字が使われ、読みもイロウサキと濁らない読み方である。この灯台は、明治4年に建てられ、旧暦の8月21日に点灯された。当初は石室埼灯台の名称で、木造の八角形、高さは6.1mだったという。だが、この初代の灯台は、昭和7年に暴風で大破してしまった為、翌年に現在の高さ約11.4mのコンクリート製の2代目が建てられた。ちなみに、経緯度は北緯34度36分10秒、東経138度50分43秒である。
 現在の石廊崎は、昭和40年代から岬の観光スポットとなっていた石廊崎ジャングルパークが閉園となっており、今は石廊崎漁港が観光ターミナルとなっているようだ。この漁港の駐車場から石廊崎へと歩いていく人が多いほか、遊覧船も出ており、土産物屋も10軒に満たない程度だが漁港近辺に集中している。
 石廊崎漁港から岬を歩くと、前半は延々と続く上り坂で、台地上の平坦な道に出てからは、ジャングルパークの廃墟を右手に眺めつつ、石廊崎測候所、石廊埼灯台、石室神社へと道が続いていく。この前半の坂道はなかなか苦しいが、ジャングルパークの駐車場も利用できるとのことなので、こちらからだと上り坂が少ないらしい。石室神社の先は、ぽつんとある熊野神社の祠と水平線の続く眺望が広がっており、ここまで来ると流石にかなりの果て感がある。先っぽライダーとしては、道中の道のワインディング具合も含めて、かなり満足の行く岬だった。