濱田護国神社
所在地  島根県浜田市
JR浜田駅西北1.2km城山公園内
最終訪問日  2001/10/27
 明治維新後、政府は志半ばにして斃れた志士を慰霊顕彰する為、招魂社を創設したが、それに倣い、戦役などで没した英霊を祀る為、全国各地にも招魂社が建立された。この濱田護国神社の前身も招魂社で、昭和14年の内務省令で護国神社に改称され、府県社に相当する指定護国神社となったものである。ただ、招魂社となる以前から前身の神社があったのか、いつごろ建立されたものかなどは、神社の由来を見つけることができなかったのでよくわからなかった。
 第二次大戦後、軍国主義的なイメージから護国神社の呼称が許されなかった為、亀山神社に改称されていたが、占領統治終了後は元に復し、今に至っている。また、神社本庁が定める、いわゆる別表神社のひとつであり、社格は高い。
 浜田城を訪れるために亀山を登っていくと、二ノ丸跡にこの護国神社があり、せっかくなのでお参りをした。同じ性格の靖国神社はとかく議論が多いが、各地の護国神社は郷土の英霊を祀っているということでそれとは無縁らしく、静かに英霊が眠っているようにも感じられる。この濱田護国神社もまた同様で、訪れた時は俳句の同好会と思われる方たちが思い思いに創作に耽っていたが、祀られた英霊達もこのような平和な風景を望んでいるのだろう。