瀬田の唐橋
所在地  滋賀県大津市
京阪電鉄唐橋前駅東300m
最終訪問日  2017/5/19
 琵琶湖の南、瀬田川へと通じる場所に架かる橋で、瀬田橋とも瀬田の長橋とも呼ばれる。
 いつ頃に架けられたかはよく分からないが、日本書紀にも登場するほど古くからあり、琵琶湖と瀬田川の境目が、有史以前から重要な場所であったことを示す。
 武家の世になると、京の喉元ともいえるこの場所は、東国や北陸から京に通じる街道が集約される場所として、唐橋を制するものは天下を制するといわれるほど重要視され、争奪の場となった。
 現在のように大橋と小橋の形になったのは、信長によって架け替えられてからといわれており、それまでは少し下流に架かっていたという。現在架かっている橋は1979年に架け替えられた鉄筋コンクリート製のもので、大橋約170m、小橋約50m、中州を含めた全長は約260mあり、木製の風情ある橋ではないが、近江八景で瀬田の夕照と呼ばれた景観を少しでも残す為、旧橋の擬宝珠を取り付け、古風な外観となっている。