長浜鉄道文化館
所在地  滋賀県長浜市
JR長浜駅南100m
最終訪問日  2001/8/26
当時のまま残されている旧長浜駅 明治15年3月10日に完成した、現存する日本最古の駅舎である国鉄長浜駅の旧駅舎がJRの線路のすぐ横にあり、その裏側に鉄道文化館がある。
 長浜駅は最初、北国脇往還沿いに敷かれていた線路で関ヶ原と繋がっており、東山道と北陸線の中継地となって、京都まで鉄道が繋がるまでは駅のすぐ横の桟橋から大津へ連絡船も出ていた。明治22年7月に米原経由で東海道線全線が開通し、中継地としての機能は衰えたが、明治36年に役目を終えた駅舎は往時そのままの雰囲気で残されており、昭和33年に鉄道記念物に指定され、昭和58年から一般公開された。
 鉄道文化館は、平成12年10月14日の鉄道の日に開館し、内部には開通当時から使われた時計や切符などの鉄道に関する資料が展示されているが、やっぱり目を引くのは、館内を一周する鉄道模型だろう。これを見ると、思わず電車好きでたまらなかった幼い頃の気持ちが蘇ってくる。
 敷地内には、北陸線のトンネルに掲げられた黒田清隆の碑文や、完成記念碑文もあるが、それを見ると、当時の国家プロジェクトであった事業の大きさと、開通に賭ける先人の心意気を知る事ができる。