慶雲館
所在地  滋賀県長浜市
JR長浜駅南すぐ
最終訪問日  2001/8/26
 明治20年2月21日の明治天皇の行幸の際に建てられた建物。
 長浜の豪商であった浅見又造は、明治天皇が京都行幸の帰りに長浜に立ち寄るということを知り、私財を投じて迎賓館を建設した。それがこの慶雲館で、敷地面積6000m2余、木造2階建ての尾州産総檜寄棟造りの建物面積は500m2余という豪華さを持っている。建設費は当時の価格で1万円という巨額にのぼり、3ヶ月の突貫工事で行幸当日に完成にこぎつけ、名前は伊藤博文が命名したという。また、現在も綺麗に整えられている庭園は、2代目浅見又造が行幸25年を記念して京都の小川治兵衛に依頼し、明治45年に作庭されたものである。
 建物は、現在も市の催し物や会議などに使われているが、特に盆梅展は有名。また、盆梅の資料館も併設され、庭には茶室も残り、全体的に閑静な雰囲気を持っている。訪れた時も茶室で茶会が開かれていて、優雅な空間に華を添えていた。

裏庭から建物全体