玄宮園
所在地  滋賀県彦根市
JR彦根駅北西1.2km彦根城内
最終訪問日  2001/8/26
園内の鳳翔台 彦根城内にある彦根藩主の庭園。井伊家の下屋敷である楽々園と共に国指定の名勝となっている。
 江戸時代の城にはたいてい大名庭園がついているが、この玄宮園もそのひとつで、唐の玄宗皇帝の離宮をイメージして玄宮と名付けられた。また、中国の瀟湘八景にちなんで、近江八景を模したという縮景園である。
 4代藩主直興が延宝5年(1677)に作庭し、園内の築山にある鳳翔台と呼ばれる茶室で、客をもてなしたという。ただし、茶室や座敷から観るだけの座観式庭園ではなく、大名庭園によく見られるように、池を廻りながら庭園を楽しむ池泉廻遊式庭園となっている。
 現在でも9月には「虫の音を聞く会」が催され、普段でも鳳翔台では庭園を鑑賞しながら薄茶を味わえ、彦根城に訪れた観光客の入園が多い。また、彦根城の山や天守を借景にしている庭園は、普通の庭園に無い独特の趣があり、城下町彦根の雰囲気を存分に楽しめる。