狭山池博物館
所在地  大阪府大阪狭山市
南海高野線大阪狭山市駅北西700m狭山池北側
最終訪問日  2008/11/19
 日本最古の貯水池である狭山池のダム化を記念して建てられた、狭山池と土地開発史についての博物館。開館は平成13年3月28日。
 狭山池は日本最古の貯水池といわれ、古事記や日本書紀に登場するほどの歴史を持っているが、この博物館では、古代の敷葉工法から各時代の改修についての展示が歴史を辿るようにブースを区切って行われており、狭山池の変遷の様子が非常によく解る。また、狭山池の堤の断面や、古代の東樋、近世の中樋など、各時代の遺物が移築保存、もしくは復元の形で展示してあり、かなり大掛かりが展示内容が多かった。
 この博物館は、遺物などを展示する資料館としての機能以外に、周辺一帯の教育、文化創造の拠点としての機能も与えられており、講演会やイベントなども盛んに行われているようだ。入場料が無料なのも、その教育文化拠点としての考えの表れと思われ、気軽に入れて非常に良いと思う。また、博物館のデザインも、有名建築家安藤忠雄の設計で親水的な感じとなっており、非常にメッセージ性が感じられた。しかし、展示内容に比べて建物が大きすぎると感じられるのも事実で、悪く言えばバブリーな印象も少し受けてしまうのが残念なところだろうか。