倉敷美観地区
所在地  岡山県倉敷市
JR倉敷駅南東1km
最終訪問日  2000/6/4
 江戸時代の町並みが残る倉敷の商家町。昭和54年に国の伝統的建造物保存地区に指定された。
 倉敷は江戸時代、幕府直轄の商都として栄え、一種の自治都市だった。町政は一部の有力町衆が行い、議場は毎朝当番になった家の軒下で、その家から出される一杯の茶を飲む間に行われたという。この商家のうちのひとつが大原家で、すぐ近くの大原美術館はこの当主が建てたものである。
 維新になって流通は川筋から離れた為、倉敷は衰えていったが、この美観地区は自治都市であったが故の富裕さとその頃の面影を残し、新たな観光都市としての部分を備えている。
 実際に倉敷川沿いの通りを歩いてみると、規模はそれほど大きくないものの、まるで江戸時代の空気が漂っているようで、往時を知りもしないのにノスタルジーを感じるのは不思議だ。