東城砦 所在地 新潟県上越市
JR春日山駅北西2km
区分 平山城
最終訪問日 2001/9/17
 春日山城の東北方向にあった出城。地図には監物城とあった。
 春日山城下の惣構えを成す監物掘の東北端に位置し、城下から大手方向を監視する為の施設。規模は小さいが重要な位置にあり、城下町が形成されていた場所の反対側は池で、この城と共に防御施設のひとつとなっている。
 監物堀は、上杉景勝が会津へ転封となった後、堀秀治が入部し、その重臣堀監物直政が普請したことからその名を冠しているが、東城砦がこの時に築かれたかどうかは分からない。だが、それ以前から城下の防衛や監視の為にあったとしても、直政が改修した際に手を加えていると思われる。しかし、慶長12年(1607)の福島城完成に伴う春日山城廃城で役目を終えた。
 現在の城下町跡には、発掘調査から確認された土塁や堀、道などの当時の姿が史跡広場として復元されており、この監物城もその時に整備されたのだろう。城には2段の郭があり、番小屋が復元されているだけだが、全体に芝生が敷かれて色鮮やかな中に、初秋の夕方ののんびりとした空気が漂っていたせいか、不思議と印象に残っている。