長崎歴史文化博物館
所在地  長崎県長崎市
長崎市役所北東250m
最終訪問日  2012/3/14
 平成17年11月3日に開館した博物館で、戦国時代の元亀元年(1570)の長崎開港から日本で唯一の海外との交流窓口となった江戸時代を通しての、海外との交流史が主なテーマとなっている。
 館の前身は、美術館と博物館を兼ねて昭和40年に開館した長崎県立美術博物館で、その跡地に文化博物館は建てられており、美術博物館のうちの博物館部門を引き継いだ。前身は県立であるが、文化博物館は長崎県と長崎市の共同施設となっており、収蔵物も両自治体から出されているという。
 館は主に3つのゾーンに分かれており、2階に常設展示と奉行所ブースの2つが、3階に企画展示のスペースがある。ただし、企画展の部分は共通券ではあったが、料金は別料金となっていた。
 訪れた時は、ちょうど運悪く常設展部分が改装中で入れず、少し物足りなかったのだが、常設展部分は2012年4月に大幅リニューアルオープンするらしく、主に南蛮貿易と呼ばれた時代から江戸時代のオランダ、中国、朝鮮との交流史や、異国の文化を取り入れた長崎独特の工芸品や美術品などを展示し、子供が楽しめるような体験コーナーなども用意されるようだ。
 奉行所のゾーンは、敷地の発掘調査から出土した長崎奉行所立山役所の遺構から奉行所の一部を復元し、奉行所関連の資料や奉行所が密接に関わった貿易事務及び、長崎での事件が説明されており、キリシタン関連の資料も展示されていた。また、時間が合わずに見なかったが、ボランティアによる御白州での寸劇も上演されているらしい。
 運営が外部委託ということで、大きな博物館の割にビジュアル面で解り易く訴えかける展示が多く、訪問者の間口を広くするように努力しているようだ。個人的には、1階の2軒のショップがなかなか品揃えも好みで、特にミュージアムショップは長崎を意識したデザイン性の高い商品も多く、ちょっと変わったお土産として買いたいものがたくさんあった。