諏訪湖
所在地  長野県中部
最終訪問日  2012/10/14
有賀峠付近からの諏訪湖の眺め 長野県の中央に位置し、周囲17km、面積13.3km2の大きさがあり、地殻の断層運動でできた構造湖だが、最大水深は6.3mと、構造湖としては非常に浅い。上川を始めとする諏訪盆地の種々の川を集めるが、流れ出すのは釜口水門からの天竜川ただひとつである。
 諏訪湖周辺は昔から交通の要衝で、中山道が東西に通り、関東へは甲州街道、南へは天竜川沿いに三州街道、遠州街道があり、現在でも中央道と長野道がここで交わっている。あの有名な甲斐の武田信玄も、信州平定を目指してまずこの諏訪盆地一帯を制圧し、ここを侵攻拠点に南の高遠氏、北の小笠原氏を圧倒、遂には北信まで勢力を伸張して、あの有名な川中島で越後の雄上杉謙信と激突したのだった。
中央道諏訪湖S.A.からの諏訪湖の眺め また、この諏訪湖周辺には、全国の諏訪社の本宮である諏訪大社が上社下社合わせて4社ある。諏訪湖の大きさは、この山ばかりの土地に素直に崇拝したくなるような大きさを持っているが、そんな日本人の素朴な感情が、諏訪大社を古代から現代まで維持させた原動力だろうか。だが、今の諏訪湖は、都市化とリゾート化が妙な具合に進んでしまい、昔の神聖な威厳が無くなっているような気もする。住民の方にはそれぞれ意見があると思うが、個人的には諏訪湖の良さを生かして自然を残しつつ都市開発をして欲しいと思う。