小野の滝
所在地  長野県上松町
JR上松駅南東3km国道19号線沿い
最終訪問日  2012/10/12
鉄道橋の下にある小野の滝 木曽八景「小野ノ瀑布」で知られる滝。地図では小野ノ滝、現地は小野の滝という表記で、仮名が違っていた。
 小野の滝は古くから木曾路の街道沿いの名所として知られ、戦国時代の武将細川幽斎も、布引の滝や箕面の滝に劣らないと絶賛している。江戸時代になると、木曽路を含む中仙道は五街道に数えられる大街道となり、小野の滝は旅人が滝を愛でながら休憩する名所となった。江戸時代に描かれた歌川広重と渓斎英泉の合作である木曾街道六十九次には、上松の絵としてこの小野の滝が描かれている。しかし、旅の移動手段が徒歩から鉄道や自動車に替わり、明治42年には滝の上に鉄道橋が架けられ、やがて幅の広い国道も整備された為、現在では知らなければ通り過ぎて行ってしまうぐらい目立たなくなってしまった。
 滝周辺には、国道沿いに駐車スペースがあり、車を止めて滝の近くまで下りて行く事ができる。落差は20mぐらいだろうか。鉄道橋のせいもあってか、下から見ると突然滝が出てくるように見えて不思議な感覚になる。木曽川に流れ込むせっかくの清流なので、休憩がてら顔を洗ってから滝を後にしたが、水の冷たさがなかなか気持ち良かった。ただ、滝以外は何も無いので、滞在時間は非常に短いスポットでもある。