新童子橋
所在地  京都府福知山市
京都丹後鉄道大江山口内宮駅北西2.4km
最終訪問日  2015/8/22
新童子橋全景 一般にひと括りで大江山と呼ばれる大江連山の東の中腹、二瀬川渓流に架かる吊橋。全長77mで平成6年10月の架橋。
 大江山は、酒呑童子という鬼の住処として知られ、源頼光と四天王によるライコウさんの鬼退治でも有名で、酒呑童子の名を取って付けられたのがこの橋である。源頼光が退治したのは京都と亀岡の間にある老ノ坂付近の大枝山の鬼だったともいわれるが、それはともかくとして、かつては渓流沿いに江戸時代に整備された今普甲道と呼ばれる宮津街道の一部が通っており、吊橋は街道から対岸へ渡る為に架けられたようだ。このように旧の童子橋は生活橋だったと思われるが、いつ頃から架かっていたのか、周辺の集落とはどう結ばれていたのかなどは、調べたが分からなかった。
新童子橋からの眺め 二瀬川渓流沿いに大江山へ向かう府道9号線を跨ぐ形で吊橋は架かっているが、架橋地点から橋に登る道は無く、また、車を止める場所も無い為、鬼ヶ茶屋の手前にある駐車場に車を止め、橋へ向かうこととなる。ただ、橋の上流にも駐車スペースがあり、そこからも橋の東側へは行けそうだった。下流の駐車場から橋に向かって山を登って行くと、旧街道の証である石畳が部分的に残っており、鬼の足跡や頼光さんの腰掛岩といった鬼退治の伝説にまつわる場所が脇に現れてくる。橋からは、遥か下の吸い込まれそうになる渓流の流れと、遠く大江の街の方面の山々が見渡せ、吹き抜ける風もあって爽快な気分だった。木造の橋ではあるが、飛び跳ねてみてもそれほど揺れもせず、落ち着いて景色を堪能できる橋である。