四万十川
区間  高知県東津野町西部不入山
         〜高知県四万十市
最終訪問日  2004/9/10
 高知県津野町の不入山に発し、高知県内の四国山脈を蛇行しながら西行南流して、四万十市より太平洋に注ぎ込む川で、ダムが無いことから全国的にも日本最後の清流として有名である。ただし、これは堤高15m以上をダムとする定義の為で、発電用取水堰堤である堤高8mの佐賀堰堤が四万十町に存在しており、堤の類が全く無いというわけではない。国土交通省には全長196km、環境省には178kmとあり、四国最長の川である。
 20世紀の末頃から、沈下橋やカヌーツーリングなどが有名になって訪れる人が多くなったが、訪れた頃は周辺道路の整備が遅れていて、すれ違うのも困難な1車線の道がザラにあった。しかし、川に注ぎ込む水の源である周辺の森林が荒れ、保水力が低下して水位が低下する傾向にあるというのを聞くと、一様な整備は、結局は四万十川の良さを破壊してしまうことになってしまうのではないかとの危惧がある。日本最後の清流とまで呼ばれている川にも、このような環境の変化が起こっていることを、自分を含め、観光客は知っておくべきなのだろう。

四万十市街を流れる四万十川