足摺岬
所在地  高知県土佐清水市
足摺半島突端
最終訪問日  2004/9/10
 東西に広がる高知県の西の南端にあたる、足摺半島の突端の岬。
 足摺岬は、岬全体では四国最南端であるが、半島突端部の灯台が最南端ではなく、やや西の堂ヶ森の南方が最南端である。これは足摺半島が南東方向に伸びている為で、地図で確認してみると解りやすい。
 突端部は約80mの断崖で、その上にロケット型のデザイン灯台である足摺岬灯台があり、位置は北緯32度43分27秒、東経133度1分13秒である。初点灯は大正3年4月1日と、岬の突端ながら比較的遅いが、光度は200万カンデラで、光達距離は38kmもあり、日本最大級の灯台のひとつという。
 この灯台の周辺は、遠目ではいかにも陸地の果てという感じが漂っているのだが、周辺に足を進めてみると、遊歩道や展望台が整備されており、この辺りはやはり著名な観光地ならではといったところだろうか。また、四国八十八ヶ所巡礼の第三十八番札所の金剛福寺もここにある。
 訪れた日は、道中で霧が出るなど生憎の曇天であったが、実際に訪れてみて感心したのは、お遍路さんはこんな端の端まで巡礼していくのかということと、ジョン万次郎の銅像が建てられていたことであった。桂浜と室戸岬に像が建てられている坂本竜馬と中岡慎太郎は有名だが、このジョン万次郎の知名度はそれほど高くない。だが、幕末史に一定の足跡を残したのは間違いなく、土佐の形を象徴する、桂浜と室戸岬、足摺岬の3つの頂点の一角に、武市半平太や板垣退助、後藤象二郎ではなく、ジョン万次郎が据えられたというところに、その出身地での評価の高さが窺えた。

足摺岬灯台と太平洋