椿ライン
区間  神奈川県湯河原町〜箱根町間
最終訪問日  2013/10/14
 湯河原から箱根へと抜ける県道75号線の別称。沿道に椿が咲くことから命名された。
 過去に有料道路であったわけでもなく、役所や観光協会などの公的な所でも説明が無い為か、椿ラインと呼ぶ範囲は曖昧なようで、県道全体を指す場合もあれば、特に奥湯河原から大観山までの区間を指すこともあるようだ。範囲はともかくとして、ワインディングロードとしての醍醐味や椿の花の沿道風景を味わえるような、名前に相応しい部分は、後者の奥湯河原から大観山までの間の中でも、更に奥湯河原寄りの区間である。また、名前に関しても、調べた範囲では命名に関する話も伝わっていないようなので、不詳と言うしかない。自然発生的に付けられた名前なのだろうか。全長としては、県道全体とすれば38.8km、奥湯河原から大観山の区間とすれば約13kmである。
 県道はほぼ全線2車線の道路として整備されており、特に前述の約13kmの区間は黄色のセンターラインながら完全に2車線で、走り屋に人気が高い。更に言えば、車よりもバイクに人気があるようで、しとどの窟から上り下りが分かれるヘアピンコーナーまでを往復するのが定番のコースのようだ。
 最初に訪れた時はもう午後6時を過ぎており、走り屋どころか対向車すら見かけなかったが、道自体は適度にコーナーが続いて楽しく走ることができた。ただ、この時間の、木々の中の道を走る麓に近い部分は、木々によってより暗さに濃淡があり、不気味ささえ感じる道ではある。2度目に走ったのは昼間で、時折景色を眺めながら中低速のワインディングを楽しんだが、しとどの窟で休憩しているバイクや車もおり、やはり走り屋にも人気なのかなという感じだった。景色に関しては、大観山から湯河原方向へのしばらくの区間は、非常に標高が高く、湯河原方面から相模灘までを一望できて非常に良い眺めである。