芦ノ湖スカイライン
区間  神奈川県箱根町箱根峠
  〜静岡県裾野市湖尻峠〜神奈川県箱根町仙石原間
最終訪問日  2013/10/13
 芦ノ湖スカイラインは、芦ノ湖の西から南西にかけて、箱根外輪山を南北に走る有料道路で、国道1号線に接続する箱根峠から湖尻峠までの一般区間と、湖尻峠から芦ノ湖畔の湖尻水門付近までの特別区間がある。全長は、一般区間が9.0km、特別区間が1.7kmの計10.7kmで、一般区間が昭和37年12月28日、特別区間が遅れて昭和47年に開通した。
 起点と終点が神奈川県箱根町、経由地が静岡県の湖尻峠となっているように、芦ノ湖スカイラインは静岡神奈川両県の県境の峰沿いを走っているが、その大部分は箱根外輪山外側の静岡県側である。従って、芦ノ湖と名前には付いているが、走りながら芦ノ湖の景色を愉しめる場所というのは少なく、眺望が広がるのは限られた場所しかないというのが惜しいところだろうか。
 道路の開発は、箱根周辺の観光開発を手がける藤田観光株式会社が行い、最初は純粋な観光道路として供用が開始された。後に、静岡県道路公社によって北側に箱根スカイラインが接続されたことにより、伊豆スカイラインと合わせて箱根から伊豆までの山塊を縦断する有料道路群のひとつとなった為、以降は御殿場方面から渋滞し易い箱根近辺を避けて伊豆方面へ向かうパイパスの役割も担うようになっている。ちなみに、現在は藤田観光株式会社の手から離れているが、民間会社の運営というのは変わっていない。
 箱根スカイラインから連続して走ってみたが、距離が長いせいか、箱根スカイラインよりもタイトなコーナーや小さなコーナーが多いように感じ、アップダウンも激しいのではないだろうか。個人的には箱根スカイラインの方が面白かったが、走る車種によってはこちらのほうが面白く感じられるかもしれない。また、距離が長い為、湖尻峠から三国山を越える辺りまでと、そこから箱根峠までの部分では性格が大きく変わり、前者は小刻みなコーナーを楽しむ区間で、後者はコーナーも緩やかでのんびり走る区間というイメージだ。ちなみに、無謀運転が頻発したせいか、夜間は一般区間が通行止めとなり、県道や箱根スカイラインの接続の為だけに特別区間だけが無料開放されている。