二十四の瞳映画村
所在地  香川県小豆島町
草壁港南約3km県道249号線沿い
最終訪問日  2008/8/23
映画村内の分校校舎と校庭 映画「二十四の瞳」の撮影舞台となった場所。
 壺井栄の書いた原作は、「ニューエイジ」という雑誌に昭和27年に発表され、同年12月に単行本化された。映画としては、早くも同29年に木下恵介監督、高峰秀子主演で映画化され、空前の大ヒットとなっている。原作では、小豆島という地名は一度も出て来ていないが、壺井栄の故郷だった小豆島の情景が色濃く滲み出た作品であった。
 この映画村は、朝間義隆監督、田中裕子主演で2回目の映画化となった昭和62年の時のロケセットである。このロケセットを活用し、同年の7月19日に開村した。ちなみに、映画村は実際の分教場があった場所よりも更に南にあり、モデルとなった分教場、苗羽小学校田浦分校は昭和46年の廃校後も保存され、公開されている。
 映画村には、昭和初期の情景が再現されていて、映画のセットとは思えない、何ともいえない古いような懐かしいような雰囲気が漂っていた。また、映画村ということで、村の中の松竹座という映画館では常時二十四の瞳が上映されている。個人的には、村の中の神社へと続く橋の下に通っている道がかなりお気に入りで、橋の上から汐江海岸方向を見ると、昭和的な建物と藪の間を通る道が真っすぐ青い空と海へ続いており、駆け出したくなる衝動がこみ上げてきて何ともいえず心地良かった。