鷹ノ巣岩
所在地  石川県志賀町
志賀町役場北東10.7km
最終訪問日  2018/5/28
鷹ノ巣岩を上から 能登半島のリアス式海岸を代表するような地形が続く能登金剛にあり、その中心的な名勝である巌門のすぐ近くにある。
 能登金剛とは、海に張り出した岩がいろいろな姿を持つという岩礁美で有名な朝鮮半島の金剛山にちなみ、奇岩や奇勝が続く能登半島東岸の福浦から関野鼻までの約30kmの海岸に付けられた名前という。
 鷹巣岩は、昔、鷹がこの岩の上で営巣していた事からこの名が付けられたという塔型の岩で、歌川広重の六十余州名所図会にも描かれているほど、昔から知られた名勝である。ざっと目測で見た所、30m程の高さかと推測できたが、正確には27mあるらしい。
巌門から鷹ノ巣岩を望む 現在、頂上に松が生えているが、残念ながら名前の元となった鷹は営巣していない。ただ、海に突き出した奇岩のてっぺんに少しだけ松が生えており、素晴らしい水平線の景色と相まって、これだけでも十分絵になる名勝である。鷹が営巣して周りを飛んだりしていれば、どれほど日本的なすばらしい「果て」の景色になったかという気持ちもあるのだが、こればかりは鷹の気まぐれに期待するしかないだろう。鳥獣保護の政策も進んでいるので、今後に期待したいところである。