与布土温泉
所在地  兵庫県山東町
JR矢名瀬駅南4km
最終訪問日  2004/8/21
 スーパー銭湯型温泉で建物はよふど温泉極楽湯といい、温泉のある森地区の極楽という地名が名前の由来になっている。2000年12月2日のオープンだが、それ以前は但馬学習農園に湧出していたといい、その為か地図には与布土温泉と漢字で載っている。
 口伝では、その昔に西来寺という真言宗の大寺があり、この寺に参拝すると極楽往生を約した御札が貰えるということから極楽の里と呼ばれるようになったと伝えられ、それがそのまま今も字として残っているが、現在は農村の原風景に溶け込む温泉とパンフレットにあるように、周囲には田園風景が広がり、山間の鄙びた雰囲気が漂っているだけで、たくさんの参拝客で賑わったであろう往時は想像もできない。強いて言うなら、田園の中にポツンと建っているこの温泉が、いろいろな人を訪れさせる現代の西来寺というところか。
 地下1200mから汲み上げた温泉の泉質はラドンを含む単純泉の低温泉で、浴槽は都会的な凝ったものはなく、ジェットバスが付いている大きな浴槽とサウナ、露天風呂というシンプルなつくりである。訪れた時の露天風呂は岩風呂のほうだったが、夕刻の空の色もあって、なかなか風情があった。
 土曜ながら夕方5時という時間が良かったのか、露天風呂も含めて風呂に10人ぐらいしかおらず、のんびりと湯につかることができたが、帰る頃にはどんどんと人が入ってきて多少混雑していた。少し気になったのは、刺青の入った人が2人ばかり入っていたほか、ガラのあまり良さそうではない人が休憩室にいたことで、この人達は常連っぽい感じだったが、もしかすると近くにそういうガラの良くない地域があるのだろうか。