青玉神社
所在地  兵庫県加美町
加美町役場北10km国道427号線沿い
最終訪問日  2006/10/8
不思議な枝を持つ乳の木 加美町の国道427号線にある道の駅の向かいには、杉の巨木が深い杜を作り出している。これが天戸間見命と大歳御祖命を祀る青玉神社の境内で、他の神社では見られないような凛とした静けさと、木立の深さがとても印象的な、神社らしい神社である。
 境内には巨木が多く、県の天然記念物に指定されている樹齢600年〜1000年の木が7本あり、周囲8m以上、樹齢1000年以上という夫婦杉と呼ばれるものがその中で最大のものである。この杉は高さ8mのところから2つに分かれて広がり、その姿が夫婦の仲睦まじさと行く末の長寿や繁栄を表すとして、社の御神木になっている。
 創建時期は不明だが、明応年間(1492-1501)には既に存在して火災に遭っており、御神木の樹齢から考えると、平安時代まで遡る可能性もある。また、境内には別に銀杏の巨木があって、枝からは水のしずくの様な形の枝らしきものが下へ垂れ下がっており、これを乳房に見立てて乳(たらちね)の木と呼び、母乳がよく出るように願掛けする木として祀られている。