宗谷岬
所在地  北海道稚内市
稚内市役所北東22km宗谷半島北端
最終訪問日  2003/7/21
宗谷岬にある碑とオブジェ 北緯45度31分、東経141度56分という日本の最北端の岬。ただし、名目上の最北端は択捉島にあり、日本施政下での実際の最北端も沖合の弁天島なので、宗谷岬は普通に訪れることのできる最北端という意味と思われ、正確に表現すれば本土最北端となる。
 宗谷岬は、一般的な岬のイメージのように尖ってはおらず、大きなコーナーの途中という感じである。宗谷岬を訪れた観光客が必ず立ち寄るという日本最北端の碑は、国道よりも海岸寄りにあり、記念撮影が順番待ちになるほど夏場は多くの人が訪れているが、眺望が良いのは国道を挟んで反対側の高台の地である。ここは宗谷丘陵といい、戦前に旧海軍の監視施設があったように視界は抜群で、訪れた時は曇天というのもあって霞んで見えなかったが、晴れた日には約43km先の樺太の島影が見えるという。また、丘陵一帯は草原で覆われて長閑な風景が広がっており、そのヨーロッパ風高原リゾートのような景観と、日本の最北端という寒々しい言葉のイメージとのギャップがおもしろい。
 岬周辺のガソリンスタンドや土産物屋では日本最北端に到達したという証明書が発行され、郵便局の出張所も開設されていて最北のスタンプが押してもらえるなど、最北端を意識したものがやはり多いが、間宮林蔵の像や宮沢賢治の文学碑など、モニュメントの類はかなり多くあるので、時間を取ってそれらを訪ね歩くのも良いかもしれない。