積丹岬
所在地  北海道積丹町
積丹町役場北西13.7km積丹半島突端
最終訪問日  2003/7/28
積丹出岬灯台 後志に突き出して存在する積丹半島の突端で、北緯43度22分、東経140度28分に位置する。
 訪れるまでは、積丹岬が積丹半島の北端かと思っていたが、地図で細かく見ると積丹半島の北端ではなく、半島北端から西に突き出した地形の北西端であった。ちなみに、本当の北端は出岬という岬で、灯台も積丹出岬灯台という名で出岬に立っている。一般的には、積丹岬と言えば、積丹岬から出岬を含め、女郎子岩辺りまでを指すようだ。
 積丹の語源は、アイヌ語で夏の村を意味するシャックコタンで、積丹半島を海岸線に沿って走る国道229号線からは、南国の鮮やかな青とは違った、独特のシャコタンブルーとまで呼ばれる爽やかな淡い青色の海が続く。そして、そこにある多くの奇岩が、鮮やかな色彩にアクセントを加えており、積丹半島らしい景色を形作っていた。
 岬にある駐車場から坂道を10分ほど登ったところに灯台があり、灯台脇の展望台からは雄大な景色が眺められる。ただ、駐車場から30mほどの真っ暗なトンネルを抜けたところにある、岩礁と海水が綺麗な島武意海岸が、景色としては上だった。
 この海岸と駐車場を結ぶトンネルは、明治時代にニシン搬出のために掘られたものらしいが、今では観光の小道具として欠かせない存在で、昼間ならば明かりが無いトンネルでブラックアウトした後、島武意海岸の美しい景色が目の前にパッと広がる。この一旦視覚をリセットしてしまうところが、島武意海岸で味わう感動を増幅してくれるのだろう。
 訪れた時は天気がちょっと曇っていたので、写真で見るほどのすばらしく爽やかな青い海が広がっていたのではなかったが、それでも日本の渚100選に選ばれている海岸の景色は感動に値した。遠いのでそうそう訪れることはできないが、今度は晴れたときに是非訪れてみたい場所だ。