サロマ湖
所在地  北海道道東北西部
最終訪問日  2003/7/23
 佐呂間湖、猿澗湖とも書かれるサロマ湖は、オホーツク海に面した汽水湖で、湧別町・佐呂間町・常呂町にまたがり、北海道では最大、日本でも琵琶湖、霞ヶ浦に次いで日本第3位である周囲86.7km、面積150.3km2という広大な大きさを持ちながら、最大深度は20mしかない海跡湖である。つまり、かつてオホーツク海が北海道に湾入していた部分に、川から運ばれた土砂が潮流などの影響で堆積して砂嘴となり、海から離された部分がサロマ湖となった。その成立は、約1000年前という。
 そのオホーツク海とサロマ湖を隔てている砂嘴は長さ25kmにも及ぶが、ここには春から夏にかけてハマナスを始めとした300種類もの花が咲き、それらを保護する為に車両の通行が規制されている。この為、砂嘴への交通手段は、レンタサイクルなどが用意されていた。
 現在のサロマ湖は、オホーツク海と2つの湖口で繋がっているが、かつては常時開いている湖口が無く、雪解け水の多くなった春に開き、秋頃に土砂が堆積して閉ざすという湖口を1つ持っていただけであったという。その頃、近辺の住民は雪解け水の多くなる春に湖面の上昇を防ぐ為、毎年人工的に水路を開削していたらしいが、ある年に三里番屋付近で水路を開いたところ、これが土砂で塞がれない恒久的なものとなり、以降は天然の湖口も開かなくなった。その後、三里番屋とは逆の方向にも湖口が開かれ、現在の姿になったのだが、これによって海水の流入が増えて湖水の塩分濃度が上昇し、ホタテの養殖が盛んになっている。
 サロマ湖とオホーツク海を隔てる砂嘴の先端に行きたくて車を走らせたが、湧別町側から行けるのは竜宮台までで、湖口に行くには徒歩になる為、時間の都合で行けなかった。また、サロマ湖沿いを走る国道238号線沿いには道の駅があり、その後背の幌岩山にあるサロマ湖展望台は、周辺で唯一サロマ湖の全体が眺められる場所らしいが、こちらも時間の都合で断念せざるを得ず、今度来るときは必ずどちらか一方は制覇したいものだ。ちなみに、下の写真中央に写っている細い島のようなものが砂嘴で、その左側がオホーツク海、右側がサロマ湖である。

竜宮台からのサロマ湖の風景