オシンコシンの滝
所在地  北海道斜里町
宇登呂漁港西南6.2km国道334号線沿い
最終訪問日  2003/7/24
幅が広くダイナミックなオシンコシンの滝 知床半島の海沿いを走る国道334号線のすぐ横の断崖から流れ落ちている滝。語源は、アイヌ語でエゾ松が群生するところという意味のオシュンク・ウシからで、川の名前も崖を滑り落ちる川という意味のチャラッセナイ川というらしい。
 流れ落ちる水量は豊富で、崖から水が落ちるというよりも、川の語源の通り斜面の岩肌を洗い流すような水の流れをしており、日本の滝の一般的なイメージよりも力強くダイナミックで大陸的な雰囲気なのが、北海道らしいといえば北海道らしいのかもしれない。日本の滝100選にも選ばれた落差約50mの滝は、ニ筋の流れに別れ、双美の滝とも呼ばれる。
 滝の近くには駐車場が整備されてトイレや土産物屋もあるせいか、知床の観光ツアーに組み込まれているらしく、多くのツアー客が訪れていたが、レンタカーや自家用車で来る一般の観光客の姿もツアー客に負けないぐらい多かった。
 滝を直下で見ている時に気付いたのだが、国道から滝を挟んだ崖上にも道があるようで、そちらから見ればまた違った姿になるのかなと思ってはみたものの、行き方がよく分からなかったので行かなかった。また、知床の冬は厳寒で、この滝も完全に凍結してしまうらしいが、その時は夏のイメージとは全然違う姿になっているのだろう。訪れる機会はそうないだろうから、いろんな姿を見るのは無理かもしれないが、夏のこの姿だけでも心を掴まれる素敵な滝だ。