野付半島
所在地  北海道標津町
道東中西部
最終訪問日  2003/7/24
野付半島から遠く北方領土を望む 28kmもある日本最大の砂嘴。
 標津町の市街地の南東、道の両側に海が迫りつつ南東へと延びている道が、この巨大な砂嘴である野付半島の入り口である。
 この釣針の形をした野付半島は、川から海へ流れ出た土砂が潮流により長い歳月をかけて堆積したもので、その語源はアイヌ語でアゴを意味しているらしい。当然のことながら、昔のアイヌの人達は上空から半島を見たり航空写真で確認したわけではないのだが、半島をアゴと呼んだのは地形をうまく言い当てている。
 半島には、内湾に向かって伸びたいくつかの岬があるが、それらを含めた半島の大半は砂丘草原と湿地原で、一面に花が咲き乱れる原生花園や、立ち枯れしたトド松が風化侵食されたトドワラなどがあり、道東の観光名所のひとつになっているようだ。
 自分は常々地図を見るのが好きで、この奇妙な形をした半島は何やろうと思いつつ、いつか行ってやろうと考えていたが、訪れた時は時間が切迫していたので先端まで行けず、泣く泣く引き返さざるを得なかった。今度来るときは、遊覧船で直に半島の先へ行くのもいいかもしれない。