霧多布岬
所在地  北海道浜中町
浜中町役場東3.5km霧多布半島突端
最終訪問日  2003/7/25
野生の花が咲いて独特の雰囲気がある霧多布岬 もともと陸繋島だったところに運河を掘ったのか、独立した島だったのかは分からないが、橋で繋がった霧多布半島に入り、市街地を過ぎて台地に上がると、半島の東端には霧多布岬がある。
 正式には湯沸岬といい、北緯43度4分、東経145度10分に位置する灯台は湯沸岬灯台という名になっている。しかし、湯沸の読みはトウフツなのだが、ユワカシなどと読まれる事も多いので、一般的には霧多布岬の名のほうが通りがよくなった。また、場合によっては、アザラシが見られることから、そのアイヌ語をとってトッカリ岬とも呼ばれる。
 霧多布は、その字の通り霧の多い場所で、近くの霧多布湿原も霧が植生に重要な影響を与えているが、岬に木が育っていないのも、霧による日照時間の短さが影響しているのだろう。
 春から夏にかけてしばしば岬は濃霧に覆われ、灯台からの霧笛が岬に響くが、晴れた日には断崖からの爽快な景色が見れるという。ただ、訪れた時は、曇りの天気でありながら霧も出ずという微妙な天気で、晴れでも霧でも無かったのは残念だった。
 岬には駐車場が整備され、土産物屋や展望台、キャンプ場もあったが、売り上げや利用率なんかはすべて霧次第ではないだろうか。駐車場から灯台までは遊歩道があり、神威岬ほど神々しいものではないが、周辺に野生の植物が咲いている馬の背のような断崖上の細い道は、独特の趣があって浮世離れした感があり、花の多い初夏から夏にかけてがお勧めである。