硫黄山
所在地  北海道弟子屈町
JR川湯温泉駅南西1.5km
最終訪問日  2003/7/24
噴き出す硫黄分と蒸気 屈斜路湖や摩周湖というカルデラ湖に挟まれた場所にある標高512mの山で、アイヌ語では裸の山を意味するアトサヌプリといい、標高は資料によって多少差異がある。
 周囲に温泉やカルデラ湖など、火山と関連するものが多く、この山もその名の通り硫黄が噴き出し、周囲一帯は硫黄特有の臭いがする。この有毒ガスの為、周囲には普通の樹木が育たず、ガスを避けるようにかさの低いハイマツやエゾイソツツジといった高山性の植物が這いつくばるように生え、人間の目線より下に独特の植生が広がっている。
 蒸気とともに噴き出した硫黄分は地表に固まり、山にはあちこちで黄色い塊を見ることができるが、高熱の蒸気が噴き出しているので、近付けるのは麓から少しのところまでである。また、硫黄は貴重な資源であった為、火薬やマッチなどの原料として明治から昭和の20年代まで採掘されていたが、現在は行われていない。
 麓には摩周湖と共通料金の広い有料駐車場が有るが、料金は410円と高め。これは摩周湖の駐車場と共通になっている為で、両方に寄れば割高感も薄れる。駐車場の脇には土産物屋があるが、硫黄山の麓では蒸気を利用したゆで卵も販売されており、その卵を売る掛け声が響いていたのが妙に記憶に残っている。

硫黄山の全景