阿寒湖
所在地  北海道阿寒町北部
最終訪問日  2003/7/23
熱湯とガスを噴出しているボッケ 天然記念物のマリモで有名な湖で、周囲約26km、面積13.0km2の大きさを持ち、湖面標高420m、最大水深は45m。
 阿寒湖は、阿寒国立公園にある典型的なカルデラ湖である。かつて阿寒湖の場所には古阿寒火山があり、この火山の大規模噴火によって地盤が陥没し、その陥没した場所に水が溜まって阿寒湖の前身となる古阿寒湖が形成された。その後、周囲の雌阿寒岳などの活動による溶岩や噴出物で西南側が埋め立てられ、更に約1万年前から活動が始まった雄阿寒岳の成長によって湖は分裂し、阿寒湖とパンケトーやペンケトー、ひょうたん沼といった大小の湖沼ができあがったとされる。
 カルデラ湖である阿寒湖の周辺には当然のように温泉もあり、湖岸に整備されている遊歩道沿いには、熱湯とガスを噴き出すボッケという穴があって硫黄臭が漂い、火山性の湖であることを実感する。また、阿寒湖の気候や風、波による自然の奇跡とされ、球形のものは世界でもここでしか見られないという天然記念物のマリモが生息しているのはあまりに有名だが、海に下れなくなった紅鮭の陸封型であるヒメマスの原産地でもあるというのはあまり知られていない。

夕暮れの阿寒湖