網走刑務所
所在地  北海道網走市
網走市役所西3.5km国道238号線沿い
最終訪問日  2003/7/23
 映画「網走番外地」で有名な刑務所。
 網走番外地は、昭和40年から同47年にかけてシリーズ化された高倉健主演の東映ヤクザ映画で、網走刑務所が観光地化したのも映画の公開がきっかけである。ちなみに、ロケは層雲峡や東大雪などでも行われた。
 映画の舞台となった網走刑務所の前身は、明治23年に設置された網走囚徒外役所で、これが紆余曲折を経て網走監獄となり、長期刑の受刑者が入所する最果ての監獄として恐れられた。その理由は、冬の外気がマイナス30度以下になることも珍しくない上、当時の監獄には暖房設備が無く、このような環境の中で長期収監されて病死する者も珍しくなかった為で、生きては帰れない監獄として犯罪者の間では語られていたという。大正11年に網走刑務所と改称され、明治以来の建物も、昭和48年からの建て替えで博物館網走監獄として移築された。
 現在、刑務所に収監されているのは2年以下の短期刑の受刑者が中心で、観光客が多い為か、正門前は整備されて花が植えられており、その名前の印象とは裏腹に穏やかな印象を受ける。だが、決して観光以外では来たくないと思う場所なのは間違いない。

整備されて穏やかな印象の前庭と網走刑務所の門