帝釈峡
所在地  広島県帝釈川上流
神石・東城町境付近
最終訪問日  2000/8/6
 広島県東部の峡谷で、全長は約18kmもある国内有数の大峡谷。国の名勝に指定されており、紅葉の名所でもある。
 帝釈峡の基になっているのが石灰岩であることは、白雲洞を始めとする周辺の多くの鍾乳洞があることからも判るが、この地層は約3億年前に形成されたと考えられており、付近からは浅海性のサンゴ類や三葉虫の化石が見つかる。この石灰岩が大地の隆起によって地表に露れ、やがて川による浸食で深い峡谷を形成したのが帝釈峡である。また、天然記念物の雄橋も、岩が川の侵食によって穴を穿たれた天然の石橋である。
 元々、断崖が切り立つ渓谷の山々が紅葉する木々で埋められ、かなり美しかったと思われるが、大正13年にダムが建設されて神竜湖となり、紅葉と湖が絶妙の景観を醸し出す新たな景観の観光地ができあがった。
 この湖には遊覧船が出ており、自分で漕ぐ普通の貸しボートもある。暑い時期は水面が近く、涼を得られて気持ちよかったが、湖上から紅葉を眺めるのも雅趣があっていいだろう。だが、紅葉の時期ではなく、夏のキャンプか初夏の蛍の時しか行ったことがないため、美しい紅葉は写真で見ただけで、実際に自分の目で確認していない。いつかは行きたいと思っているがいつになることやら。