勝山城博物館
所在地  福井県勝山市
平泉寺白山神社西2km県道132号線沿い
最終訪問日  2001/9/15
 本当の勝山城は市役所辺りにあり、今では跡形も無いが、市民の再建の願いもあり、豪壮な天守閣が郊外に出現した。開館は平成4年7月。
 博物館は、勝山の名誉市民で相互タクシーを起業した多田清氏が私財を投じて建設したものであり、建設はバブル真っ盛りの頃でもあった為か、その遺産ともいうべき壮大さであるが、多田氏は越前大仏を建立したことでも知られ、豪快な建築物が好きだったのかもしれない。だが、残念なことに、この博物館の完成を待たずに亡くなっている。
 博物館の石垣には、九頭竜川をモチーフにした9頭の龍の彫刻が刻まれ、五層六階の天守は地上57.8mの高さがあって、勝山市街から白山神社までが見渡せる。内部には、多田氏が収集した武具や歴史的美術品などが収蔵され、上代からの遺跡や、古代の伝承、勝山の名前の由来となった一向一揆と平泉寺の争い、織田氏の支配から幕藩体制、その他民俗習慣まで、勝山に関する多彩な種類のものが展示されている。
 訪れた時は、朝一番で立ち寄った為、見学者は誰もいなかった。博物館としての規模はかなり大きく、天井も高かったので、規模の大きいものが多めに展示されていた。