湯築城資料館
所在地  愛媛県松山市
伊予鉄道道後公園駅東すぐ道後公園内
最終訪問日  2004/9/11
 中世に松山市一帯を支配していた河野氏の居城、湯築城に関する資料館。開館は平成14年4月12日。
 松山の城といえば松山城が真っ先に思い浮かぶが、中世の松山一帯を支配していた河野氏は、道後温泉にほど近い道後公園にあった湯築城を、250年もの間、本拠としていた。桃山期に廃城になって以降は、ほとんど手が入らず、維新後は植物園や動物園など、松山市民のレクリエーションの場となっていたが、動物園閉園後の発掘調査で大規模な遺構が発掘され、史跡公園として整備されることになった。この資料館もその整備事業の一環として建てられたものである。
 資料館の名前から判るように、展示されている歴史資料は河野氏と湯築城のものばかりで、内容の焦点が絞られているだけに、中世に関する歴史観が非常によく解る。また、土塁を剥ぎ取ったものの展示など、城や城に付随する武家屋敷に関する解説もあるので、一般の人は、近世の城とは全く趣の異なる中世の城というのがどういうものなのか、理解し易いのではないだろうか。