西尾市資料館
所在地  愛知県西尾市
名鉄西尾駅北西900m西尾城址内
最終訪問日  2015/5/24
西尾城姫丸門跡の碑と西尾市資料館 昭和28年の市制執行時の町議長であり、市制執行から翌々年までの周辺町村との合併に尽力し、昭和36年から2期の間、市長を務めた杉浦喜之助の寄付と遺志を受けて建てられた資料館。開館は、昭和52年8月。
 西尾城姫丸跡に建つ資料館は、城跡に馴染む瓦葺の入母屋造の建物で、館内も常設展示部分は当然ながら西尾城や西尾藩に関する展示物が多かった。西尾城自体も主郭部分はよく旧状を残しているが、館内には復元模型や発掘された遺物も展示されており、より理解を深めるのに役立つはずである。また、市内の小中学生の歴史学習にも、力を入れた活動をしているようだ。
 訪れた日は、企画展で特に城が特集されており、各地の城に関する小物や、西尾市内の城の現況や概略が展示されていて、城好きにとっては丁度良いタイミングだった。何しろ、西尾市内はかつての吉良荘を含み、西条吉良氏や東条吉良氏はもちろん、それに連なる今川氏所縁の城も存在するからである。おかげで、史料に出てくる聞き覚えのある城や、遺構が既に曖昧になっている小城なども知ることができて、かなり有意義な時間を過ごすことができた。